政権交代の影響か?

4月のブログでH-1Bビザ申請のうちPremium Processingと呼ばれる特急申請サービスが、4月3日から一時的に停止される件を取り上げましたが、周りの方や実際に申請されている方のお話を総合すると、今年に入ってから各種ビザやOPTも含めた就労許可証などの承認や発給が軒並み遅くなっているように感じます。

状況によっては運転免許の更新や就職・転職など、生活にも大きな影響がありますので、早くこの事態が改善されることを願うばかりです。

これが政権交代の影響なのかどうか、たぶん私も含めどなたも答えはお持ちでないと思いますが・・・。

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2018会計年度H-1Bビザ申請速報

さる4月7日(金)にUSCIS(米国市民権・移民業務局)は、2018会計年度のH-1Bビザの申請数が一般対象の65,000件、修士号取得者対象の20,000件とも上限数に達する十分な申請を受理したと発表しました。尚、例年通り既に保持しているH-1Bの雇用主変更などはCAPの対象とはなりません。また3月3日に発表された通り、2017年4月3日から6か月の間、H-1Bビザを申請する際のプレミアムプロセッシング(追加費用を支払うことで15日以内に結果が出る特急申請)が中止されるため、今回の申請にもこれが適用されます。

詳細は下記USCISウェブサイト(英語)にてご確認下さい。

https://www.uscis.gov/news/news-releases/uscis-reaches-fy-2018-h-1b-cap

H-1Bビザ申請のプレミアムプロセッシングが一時中止に

UCSIS(米国移民局)は3月3日、2017年4月3日から6か月の間、H-1Bビザを申請する際のプレミアムプロセッシング(追加費用を支払うことで15日以内に結果が出る特急申請)を中止すると発表しました。この対象には4月1日から受付が始まる2018会計年度のH-1Bビザ新規発給枠の申請も含まれます。また同様に、現在H-1Bビザを保持されていて転職などにより雇用主が変更される場合や、H-1Bビザの延長申請などもこの対象となります。

詳細は移民局ホームページ(英語)をご覧下さい。

2017年度 H1ビザ申請状況 その1

毎年この時期恒例となった感もあるH-1Bビザ関連情報。今年も昨年と全く同じ日にCapに到達したとの通達がUSCISよりありました。

本日午後USCIS(米国市民権・移民業務局)は、2017会計年度のH-1Bビザの申請数が一般対象の65,000件、修士取得者対象の20,000件とも大幅に上限数を上回ったため受付を停止し、これまでに受領した申請者から無作為に抽選すると発表しました。例年通りこれら抽選の対象となるのは新たにH-1Bビザを申請する場合であり、既に保持しているH-1Bの雇用主変更などは含まれません。

詳細は下記USCISウェブサイト(英語)にてご確認下さい。
https://www.uscis.gov/news/news-releases/uscis-reaches-fy-2017-h-1b-cap

ここ10年以上発給枠はずっと据え置きですが、現在の雇用マーケット(超売り手市場=求人難)を考えると、時限立法でも良いのでもう少し増やせないのかなと考えてしまいます。かなり古い話で恐縮ですが、2000年問題云々の時はいきなり19万5,000件まで増やした時もありましたので。

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ご登録者の職業 その2

以前にも何度かご紹介したご登録者のResumeに書かれていた「珍しい職種」ですが、今回発見したのはこちら。

HOUSEHOLD MANAGER
○○/2010- ○○/2015

この後に当然担当職務が詳しく記述されていたのですが、ここは守秘義務上書くことができません。

この聞き覚えのない仕事は一体どんな仕事だったのでしょうか???

正解は主婦業。

内容としては、掃除や料理、家族の送り迎え、育児などについて3行ほど説明が記述されていました。

実は最近このような記述(さすがにManager職は初めてですが)を目にすることが何度かあり、おそらく無職期間があることで書類選考で不利にならないための工夫だと思われます。

「主婦業が履歴書に記載される」という日本ではちょっと考えられない話ですが、職業欄に主婦と記載することがあるのであれば、さほど不思議ではないかも知れません。

これもまたアメリカならではという感じがする出来事でした。

STEM専攻卒業者のOPTが最長36ヶ月に

2日連続でブログを書くのって何年振りでしょう?という前振りはさておき、通称STEMと呼ばれるScience, Technology, Engineeringと Mathematics専攻で アメリカの大学を卒業される方へ朗報(採用をお考えの企業様へも)。

3月11日付のUSCIS(米国市民権・移民業務局)の発表によれば、上記STEM専攻者のOPT(12ヶ月を上限とする一時就労許可証)が24ヶ月へ延長できる事になったと発表している。延長に際しては雇用主に対する若干の規定はあるものの、現在の17ヶ月からさらに7ヶ月延長できることになり、OPT期間中のH-1Bビザ申請の機会も増える事になり、最近の移民法関係では久々のGood News。

対象者は2016年5月10日より申請が可能とのこと。詳細はUSCISのホームページ(英語)をご覧下さい。

リファレンス(Reference)の重要性と危険性 その2

いつも通り大人の事情で詳細はかけませんが、以前このブログでも何度か取り上げたReference(経歴照会)に関する話題です。

とある求職者が新たな仕事のオファーを受けて、その後行なわれた以前の勤務先へのReferenceの回答と、ResumeとApplication Formに記載した担当職務が異なっていたために、結果的にオファーが取り消される事になりました。

求職者側の主張は確かに退職時にはResumeに記載したManager職で勤務しており、その当時の名刺もあるとのこと。しかしながら以前の雇用主の回答は一般職であると。

どの求職者、企業さんにも起こり得る問題なので今回の要注意ポイントを整理してみたいと思います。

【求職者側】
Job Description(職務記述書)やPerformance Appraisal(人事考課票)によって自分のポジション名を性格に把握しておくこと。企業によっては対外的理由などで名刺上のポジションと実際のポジションが異なる事が皆無とは言えない。特にビザサポートを受けている方、職歴が多い方は注意が必要だ。

【雇用主側】
人事の専任者がいない会社は要注意。上記にあるJob DescriptionもPerformance Appraisalが適切に更新されているかを退職者についても調べた方が良い。また両書類が存在しない場合は、今回の問題以外にも様々なトラブルの要素となるので早急に何らかの対応が必要。もう1点は以前からこのブログでも警鐘を鳴らしているとおり、Referenceに対して対応する人間を決めておくことだ。いざ訴訟などになれば、辞めた従業員には関心がなかったではすまない話となる。

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